バルク液中電気化学用ホルダー注目の研究

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バルク電気化学実験をその場で再現

第5世代バルク液中電気化学用ホルダーにより、透過型電子顕微鏡内で、初めて、バルクと同等なレベルの電気化学環境を完全に再現することができるようになりました 。さらに 、新規に開発されたハードウェアシステムにより、バルク同様のサイクルを有する完全な電気化学プロセスを、定量的に測定することが可能になりました。

モデル化合物であるCuSO4溶液のサイクリックボルタンメトリー(CV)測定を行い、活性電極からの銅のメッキと剥離を観察した結果を動画として紹介します。銅のメッキと剥離は作用電極で起こっており、実際のバルクの挙動を示しています。

当社の新しい液中用チップセルにより、世界で初めてTEMによるバルクレベルのデータを再現することが可 能 になりました。

Video  Right: その場液中セルによる銅メッキと CuSO4 溶液からの剥離。画像の黄色い点は、対応するCVカーブの位置を示しています。

ペンシルバニア大学のRui Filipe Serra Maia博士およびEric Stach博士と共同で取得した社内データです。